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関西とジャニーズと末澤くんと

関ジュ

関西ジャニーズジュニアたちは仲間であり先輩後輩であるのと同時に家族だ。ライバルという関係はあるとは思うけれど、今日見た彼らにはライバルという個々人で切磋琢磨し合うというより、家族で支え合ってみんなで乗り越えていくというほうがしっくりくる。

 

前回の冬公演にいた赤名くんが春公演にはいなかった。辞めたかもしれない、と去年のクリスマスイブにウエストのライブに行った後にもっぱら噂になっていた。赤名くんがいない、古謝くんが泣いてた、とかそんなのがたくさん流れてきた。年が明けていつのまにかドル誌にも載らなくなり、噂は本当だったのだなと知った。でも自分のこの眼で、赤名くんがいないことを確かめるまでは実感がわかなかった。

 

そして今日、関西ジャニーズジュニアの松竹座春公演に行った。

 

赤名くんはいなかった。

 

いないことを実感するとどんな感情になるのかなぁって思ってたけど、不思議なほど淡々とあぁステージに戻ることはないんだという事実だけが頭をよぎる、その程度だった。冬公演で、上手隅っこで吉岡くんとエア壁ドンしてキスしそうになって楽しそうにキャッキャしてた赤名くんを昨日のことのように思い出すのに、同世代の中でも群を抜いてキラキラしててそのキラキラを見ることがファンさなんじゃいないのかなってぐらいにステージが似合うのに、その程度って。この薄情さよ。どうか生きていてくださいね、赤名くん。

 

今回は、赤名くんがいないだけでなく滝沢歌舞伎に出ることになった室くんも不在だった。

 

二人がいないことで‘’穴を埋める‘’のではなく、‘’今までやってないことをやろう‘’という演出・構成になってたのかなと感じた。こういう時に、ジャニーズとはプロ集団であり、お金をもらってステージに立ってるのだなと強く認識する。感傷にひたることはないし(少なくともステージ上では)、不在を感じさせるような隙は見せるなんてあってはならない、それゆえの魅せ方だった。いや、関ジュだから出きたことかもしれないね。数回見てきた関ジュ松竹座公演で、もっとも演出がすばらしかった。赤名くんがいないことに反比例して演出がもっとも好きだなんて、つくづくジャニーズ沼とはファンの心までも情も何もかもさらけださせてしまうのだなぁ。こわい。

 

二人がいないからこそ関ジュみんなで1つの公演を成功させるというのは、ライバルうんぬんなんか言ってられないし一人が背負ってる役割や立場ってすごく大きいからこそ、家族を感じるんだなぁとも。東京が中心に据えられるジャニーズ活動にとって、関ジュというものは松竹座で見続けていくことはこうも内輪なんだなぁ。エイトもウエストもそうやって飛び立っていったのだ。ドラマチックだし大阪だからまたドラマチックが似合う。

 

今までは赤名正門小島でバンド形式が多かったが、赤名くんがいないことで、正門小島が積極的にダンスをし歌うのが、新鮮でこれからが楽しみになった。コントのロッカーの役の時に、西畑さんにお尻チョロンって撫でられる仲良し正門さんが案外男っぽい雰囲気出してて、それも二人が不在だからコント参加しなければ気付かなかったのかもしれないね。男の子というより男の人っていう雰囲気の正門さんが、流星さん小島さんと猫中毒やった時は、見てはいけないものを見た気持ちになってなんかモジモジしちゃった。嫌じゃないんだなぁその感じ。性癖ってやつですね。はは。

 

わたしが関ジュに興味を持ち始めた時はちょうど、永瀬さんが東京ジュニアになったのかとか向井さんのシンメさんが辞めてしまったりだとか、割りと過渡期だった気がしてるので、どうしても向井さんと西畑さんと流星さんは、個の印象が強い。この3人が同じグループになってデビューすることは絶対にないんだろうなぁと思ってしまうくらいに、個の魅せ方で完成されている。絶対にないことないのがジャニーズだけど、ないだろうなぁ。求められてもない気がするし。でもこの3人が今の関ジュを引っ張るメインだし(室くんや浜中さんは見守る先輩たちって感じ)、Fanky8がグループとして集中できるのもチビッ子たちがたくさん場数を与えてもらえるのも、3人が3人として堂々と関ジュ代表としていてくれるからだ。

 

そういうこともあってか、向井さんが関ジュのために居なくてならない責任を背負って活動してるのかなって思ったりする時があって。だって西畑さんや流星さんはジャニーズという業界の世渡りが軽やかなのにたいし、向井さんはそこら辺が世渡り上手になりきれてないように感じるから。今は本人は気づいてないかもしれないけど、すごく大事だなこだし今後必ずや活きてくることなんだろうけどね。境界が曖昧であるがゆえの矛盾を感じながらステージ上にいつづけることこそ、向井さん自身の秘めてる感性を引き出していくだろうから。

 

V6の曲で向井さん一人メインの時、かなりの細身とスタイルの良さから繰り出されるしゃかりきダンス。表情を作る余裕なんてないほどに、この一曲で持てる最大限のダンスをする、そう決めてるような魅せ方が、わたしは好きだ。責任を背負ってるとかそういうのはこの一曲を披露する数分の間には、一切感じなかったし、彼がアイドルとしてステージに立つための真っ直ぐで正直な姿勢の表れなんだなぁと知った。わたしは、向井さんこそデビューして報われなきゃいけない人だと思っている。

 

今回は新橋演舞場ですとんずと関ジュ(向井西畑流星3人)が行った東西合戦とコントや曲内容やセットが同じのも多かった。時間が取れないとかって理由だと思うけれど、松竹座公演は盛り盛りにいつもながら詰め込んでるところが関ジュの努力と技量をより感じた。

 

エイトのwaterdropをFanky8が椅子を使ったダンスと白いスーツと赤い薔薇という演出も、最高だった。ブリュレを関ジュ全員の群舞のようなダンスも二階席一列目からだと全て見えたしステージいっぱいに狭しと踊るのは一人でもタイミングがずれられないのも含め、最高だった。 じょうくんがたぶん室くんがやるはずだったツッコミをコントでやってて、いつもボケるけどツッコミ向いてるなぁと思ったしツッコんでるじょうくんは、好きだった。はれたろうくんが、ダンスに紛れて独特のポーズをしてたりおいしいボケを魅せたり、最高だった。期待大だね。

 

そして、わたしは、末澤誠也くんを担当にすることに決めた。

 

冬公演の時に、なんて繊細に踊るんだろういや繊細さは踊りだけじゃない表情もだ、って気になってはいた。でも今日は、群舞にいても隅にいてもすぐに末澤くんを見つけられるし目で追っていた自分に気づいてしまった。大野さんのダンスがジャニーズイチと断言し担当としてきたので、あの衝撃を越えるダンスでもない限り次の担当なんてあり得ないよ~って思ってたはずなのに。決め手は、公演中、末澤くんにファンレターを書いてみたいかもって思ったことだ。ファンレターを書いたことは一度しかない、それもグループについての内容だった。そもそも自分自身の何かのアクションがジャニーズアイドル様に間接的にでも触れさせるなんてあり得ないと思ってるタイプの人間なのだ。彼らの視界になるべく入りたくない(汚してしまうから)、街中で会っても声をかけてはならない(世界が違うのに交わるなんて言語道断)、握手会も二度と行きたくないいや行きたいけどわたしが幽霊になって、アイドル様に存在を悟られずにお近づきになりたい、っていう思考なのだ。端的に言って、宗教だから。なのに、ファンレターって。書くのかな書かないのかなどうだろ。アイドルという神に自己の存在を主張するなんて、許されることでしょうか。

 

担当になってもいいですか?

 

なんてね。

 

 

 

 

中島健人の「Forever L」

セクゾ

中島健人というアイドルがよく分からないでいた。いや今も分かっていないかもしれない。

 

なのに。なぜ。

 

別に担降りの話をしたい訳じゃない。

 

今年のある冬の日。少年倶楽部で、中島健人は「Hey!!Summer Honey」を歌った。本当の意味で見つけられた、見つけてくれた、と思った。Jr.を引き連れ、嬉しそうに楽しげに軽やかに舞いながら、ステージに出ていく瞬間、あまりに美しく可憐な蝶々が撒き散らす鱗粉に少し混ざっていたのかもしれない、毒が。

 

アイドルという作り物に現実という劇薬を一滴垂らすことで、侵食されていく虚像の世界が、たまらなく好きだ。KAT-TUNはその筆頭かもしれない。現実に地続きのモラトリアムであり続ける嵐だから、はまったのだろう。リアルこそ最大のフィクションなのだから。

 

でも中島健人にはリアルがない。というか私の想像範囲内の日常というリアルがないのだ。虚像を作ってそれを体現するアイドルはたくさんいるけれど、虚像とリアルが一体化するアイドルを、私は中島健人しか知らない。

 

小クラで鱗粉に触れてから指折り待ち望んでいたのがこれ。

 

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花=ファン、蝶=中島健人、というアイドルプレイの花札のようなコンセプト。「#Honey♥Butterfly」(白黒のハートが変換できなかったのでやむなく)というタグ付けされた、蜜と蝶の形をした愛を世界に届けたい、という意味。完璧。

 

蝶々のイヤーカフをグッズとすることも(ファンも健人も同じものを身につけるなんて!!)センス抜群。イヤーカフを身につけた健人は、ちゃんと男の子に見える(過多に可愛すぎない)のに、これがまた似合うのね蝶々が。アイドルの所作が身に付いてるから、癖が見え隠れするような(むしろ全然リアル見えないんで仕方ないよほんと想像しちゃうのは)偏ったソロ曲でも、一切ぶれないアイドル像が。

 

最後の曲が「Forever L」。

 

それまで蝶々と花として楽しくキャッキャしてたのに、真剣に真面目に伝えたいことが伝わるように、強い眼差しで決意に満ちた表情で、歌いだすこの曲。

 

曲紹介前に健人はこう言った。

 

「今は、俺と、ハニーの、世界です。」

「俺と、そしてハニーと、この愛が、永遠に続くように。その奇跡を、永遠に起こせるように。」

 

誰も茶化すような合いの手を入れなかった。

なぜなら、中島健人は嘘偽りなくこの想いをこの言葉で伝えた、伝えたかったということが、画面を通してですら、痛いほど分かるからだ。

 

瞬間は永遠であるという一つの真理を、彼は身をもって証明しているのだ。

 

虚像なんてものじゃない、真理しかないのだ、彼には。

 

そしてアカペラで歌いだすのは、作詞中島健人のこの曲の歌詞のある部分。

 

『愛してるよ  離さない君とForever LOVE  涙抱きしめいこう  変われるよ  君となら  ピリオドの無い  愛を掴んでいこう 』

 

中島健人は、心から‘’愛‘’を示している。決して陳腐なんかじゃない、崇高な‘’愛‘’を。

 

それなりに大人になってからでないと分からなかった、彼の清さが。

 

汚いもの、醜いもの、社会の中の囚われ、そしてありとあらゆる時間軸から解放された時に最後残るのは、そうパンドラの箱の底にある希望。

 

恋に似た、でも恋よりも深い精神世界。中島健人のアイドルとは、そういうものを見せてくれる。

 

『終わりのない世界へと  君を連れていくよ』

 

「おれはお前らとKAT-TUNが大好きだ!!!」KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!”2016.4.3、4.20、4.29、4.30、5.1

KAT-TUN
これは最後の挨拶で感極まった上田さんがダブルアンコールで叫んだ言葉だ。そして中丸さん、亀梨さんが全く同じこの言葉を言ったのだった。

帰結する所は至極シンプルで普遍的。彼らも私達も。

初日名古屋ドーム公演に入った時は、お祝いだけど緊張感ある演出にそう来たかと唸ったけど光栄だなと思った。京セラドームは、少し緊張が解けたのかメンバー自身がくだらないことで盛り上がっていつもとなんら変わらない楽しい公演だった。東京ドーム三日間の内2日目までは、名古屋と大阪にはない水の演出が増え、やはり彼らのホームだなと思った。でもまだ充電期間に入ることへのやるせなさ、悔しさ、悲しさ、戸惑いがしこりのように残っていた。

そして最終日。彼らと私達は確かに同じ想いを持って同じ景色を共有した。間違いなくそう思った。ショーを提示しそれを受けるのがKAT-TUNのライブの在り方だと思ってたのに、銃を突き上げながら何度も何度もK!A!T!T!U!N!と身体に刻みつけるように3人も私達も叫び続けたのは、ショー云々なんかじゃなく、ただの決起集会だった。充電期間を乗り切り未来を共に歩んでいくために闘うための。この景色を私はずっとずっと忘れない。気づいたらしこりはなくなっていた。

「わたしはみんなとKAT-TUNが大好きだ!」

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ドームのすり鉢型を船内に見立て、メンステの船首というか甲板を模したセットで、ドームそのものが船(というか海賊船)になっていて、私達は銃(ペンライト)を装備している海賊船の乗組員。という設定がもう最高で唸った。昔の海賊コンは海賊船がメンステに出現するというものだったが、今回は私達を乗組員にするためにドームそのものを船にする必要があったんだろうと思う。それがなんというか彼らの“KAT-TUN”としての高い矜持を私達にまで託そうとしてるというか。“KAT-TUN”だから圧倒的別次元でステージで存在し魅了しなければならない、とするその誇り高い思考に惚れているんだけど、今回の10周年は充電期間目前という形から、いつも通りの圧倒的別次元のステージを選択しなかったのは、彼らの丸腰でステージ挑んだ初めてのライブだったんじゃないかと思う。もちろん特効ガンガンだしレーザー乱れ打ちだしなんせまたもや海賊だしってのはあるけど、ファンサ曲多いし(それでも嵐よりは少ない)ポスター抽選会やるしボイパコーナー進化してるし、とにかく皆で楽しんじゃえってのが、お祝いムード一色で。


だけどその根底にあるのは。


赤く光る銃の引き金に指を置きいつでもぶっ放す準備をしている何万もの乗組員は、海賊船を率いる3人から、『共にその銃で闘ってくれないか』という懇願を受け入れるためのまさに決起集会の様相だった。海賊船を最後降りていく3人は、大切にしてきた孤高の矜持がもたらす印籠を心中する覚悟で持っていてくれと乗組員に託したのだと。

演出の意味は現実の意味にも直結している。彼らは充電期間がいつまでか分からないと言うのは本当にそうなんだろうと思う。ソロ活動でKAT-TUNの名前が今以上に薄れたその時に、絶対的にグループとしてファンから熱望の声が今のKAT-TUNのファンの数をはるかに凌ぐ数で挙がらなければ、KAT-TUN復活はないかもしれない。

共に闘ってほしい、自分のファンも二人を応援してほしい、必ず東京ドームに戻ってきたい、そう言って頭を下げる上田さんにいかにグループとしての戦況が厳しいか物語っているのではないか。素直に真っ直ぐに何度も何度も頭を下げるその姿はずっと脳裏に焼きついている。

中丸さんは、ソロ活動でもこまめにチェックしてほしいとJwebの連載ページのごとく事務的にこれからの事を伝える一方で、最終日のトリプルアンコの捌ける前の挨拶で、真面目に「本当にファンの方には感謝しています」と言った時、そんなの知ってるよって思いながらもこの挨拶が一番飾らない中丸雄一の言葉なんだなぁと思った。亀梨さんからも上田さんからも私達からもこんなに愛されてるのに中丸さんはズルいなぁとこういう時にいつも思う。あんなに泣きじゃくる子供みたいな泣き顔をステージ上でメンバーに私達に見せるなんて本当にズルい。

不確かな約束の言葉は決して言わず淡々と、KAT-TUNは6人で始まりそれは今尚KAT-TUNたらしめてるという意味を言葉にする亀梨さんに、もしかしたらいつでも散る覚悟で、瞬間瞬間をKAT-TUN亀梨和也として生きてるんだなと。長い命であってほしいと思うこちら側に反して、短命でもKAT-TUN亀梨和也であることが全てとするその姿勢に、絶対的にこの人にはKAT-TUNが必要なんだと背筋伸びる緊張感をもたらしてくれた。

上田さん中丸さんが感極まりそれがまたエモーショナルに私達に働きかける中、睨みつけるようにお前ら休んでる暇ないからなとニヤリと笑う亀梨和也に、自分の手で傷口に塩塗って痛みと向き合ってきたんだろうと思いながらもそんなレベルなどとっくに超えて、頼もしい男気溢れるその背中に散る瞬間まで君に幸あれと願わずにはいられなかった。

本編最後で君のユメ僕のユメを歌った時は、私達に向けて歌っている歌詞だなぁと思った。デビュー曲のギリギリでいつも生きていたいからという歌詞がブラックジョークになってる事を上書きするかのようだった。最終日のアンコでプレワンを歌った時、亀梨さんが口に水を含んでそのペットボトルをピアノの前に座った上田さんに渡し、上田さんが一口飲んだ後ピアノの上に置き、それを中丸さんが手に取り飲んだ時、これは3人の契りだ約束だ固い絆だと強く思った。この最終日のプレワンはドーム全体で自然発生的に皆で歌っていて、君のユメ僕のユメと似通う歌詞があっても(一人ぼっちにしない、とか)、プレワンは彼らが彼ら自身のために歌っていてほしくて、でもそんは固い絆を交わす3人を包むかのような皆の合唱は、あったかくて3人にも届いていて、そこからはもう3人と私達とKAT-TUNが渾然一体となっていった。タイトルの「おれはみんなとKAT-TUNが大好きだ!!!」と叫ぶ上田さんも、その日3回も歌ったピスフルでK!A!T!T!U!N!と身体中から何か全てのモヤモヤを出し切るかのように叫ぶ私達と3人に、こうやって晴れ晴れとした気持ちでソロ活動に臨んでいけるのは本当に良い一時のサヨナラだった。

現状は厳しい。でもまだ見ぬ地図に行き先は書いていない。どんなふうにでも走っていける。共に銃を掲げ準備は万全だ。

私達でKAT-TUNを東京ドームに舞い戻らせようじゃないか。

そんな未来はそう遠くないことを祈っている。



2016.1.24 ラッキイイイイイイイ7 inマリンメッセ福岡

ジャニーズWEST
濱田さんの男気のある優しいファンサとあきとくんの「がんばれよ」と神ちゃんの武田鉄矢を、頭の中で反芻しながら、寒波の中博多駅まで歩いていた。全く一つに絞れない脳みそに自分のオツムの弱さに悲しくなりながらも、これがジャニーズWESTであり、関西ジャニーズなのだと、吹雪とともに頭の中まで凍りそうになっていた。缶コーヒーで暖をとりました。はい。

それではつれづれなるままにポツポツと。
かじかんだ指もシュッと動くなるようになりましたので。

開演5分前になるとBGMで流れていたWESTの曲(ズンドコ?…か分かんないんだけど関西色の楽曲のどれかです奥さん)に合わせて、観客が1番と2番を自然発生的に歌い出してびっくりした。団結力は若い子の方が柔軟だ。見習いたい。

袖にいるメンバー嬉しいだろうなぁと思っていたら、出てきて一発目にあきとくんが「ちゃんと聴こえてたでー!めっちゃ嬉しかった!ありがとうなー!」と褒めてくれる。あきとくんの懐の深さを持ってして、ファンの心をくすぐる術を知っている上に巧みに使いこなしていてビビる。なのに豚足ピースなんてずるい。

神ちゃん「2番うろ覚えになってたなー。そういう所可愛いいわぁ。ありがとうなー。」
褒めてるようで宿題出してますね。

小瀧くんと流星くんの長身ズがクールナンバーを、スモークの中で青いレーザーで歌っている時の、二人にしか出せない関西色排除したパリコレみたいな難易度高いオサレ雰囲気なんだろうな。圧倒される。圧倒されるの好き。そういや、なにわ侍のDVDでもこの二人のは寄せ付けんかったな。

パリマニはCDの時からかっこいいかっこいいとKAT-TUN担が騒いでた大好きなナンバーだったけれど、演出もKAT-TUN担好きなやつだった。レーザーのセンス、ハイパーかっこいい。後輩WESTすぎょい。まぁEDMはKAT-TUNのダンスには合わないので良しとしよう。何様だって?ふふ知ってる、よ。チュッ。

きみへのメロディーを重岡先生と神ちゃんの二人で披露したのだけれど、センステの円のステージが二段ケーキみたいになる1番上で白い衣装(神ちゃんはモフモフマフラー)の二人が顔見合わせたりしながら歌っていて、途中から銀色の紙吹雪が二人の頭上から降ってきたり、二段のケーキステージが逆方向に回ったり、下段の関ジュがお人形みたいになってて…何が言いたいかって、スノードームかよ!もしくはオルゴールか!ってキュートなWEST見れて、新鮮でとっても可愛かったよ。ジャンプちゃんか君たち。

アングリーベイビーみたいなパリピポくんがえっらい男前の成人男性の声でびっくり。赤ちゃんの見た目だよ?神ちゃんが声やってるらしいけど……ほんま?

ファンミーティングやモデルの仕事や主演舞台や…こんなにWESTのファンって忙しかったんか!それにしてもFINEBOYSの専属モデルってすごい。女子アイドルか。しかも小瀧くん自身がモデル仕事やりたかったと聞いて、意外でした。積極的にこの仕事やりたい!っていう子には見えなかったので。来月が楽しみです。自担にモデル仕事やってほしいファンは死ぬほどいるので、誰もが羨む素晴らしいモデルになるといいなぁ。期待してます!

円周率の歌はエモ曲とカテゴリーしていて、エモ曲大好き芸人として楽しみにしていたら、まさかの金八先生(神八先生)とその生徒達っていう演出だった。誰がそれを想像したか否してない。神ちゃんの金八先生推しが強すぎてびびる。神ちゃん味なしだったぜ。大丈夫か。それもWESTは全然エモ曲と思ってないこと分かって、ふふ興味深い。ニコ動みたいな映像演出は、この世代より下しか出てこない発想だろう。この曲まだまだ化けてほしい。(エモ曲大好き芸人の未練より)


スタンドの2階の通路をトロッコが通った時のこと。私の目の前を濱田さんが乗ったトロッコが通り過ぎたその瞬間、濱田さんがかがんでサインボールを取り、進行方向に背を向け遠ざかる(私より遠い)席の女の子に指で指し下投げで取りやすいように投げたのだ。その女の子は車椅子だったため、その子のお母さん(たぶん)が取って上げていた。仮にこれを偽善だという意見もあるかもしれない。でも偽善かも…?なんて一ミリでも思っている人にはできない、瞬時の判断でサインボールを投げた濱田さんの優しさはかっこよかった。立ち上がって手を伸ばすことができない、声を出せない、そんな声なき声をすくい上げて手を差し出せる、繊細で優しくて男気あるそんな人なんだと知れて、とてもとても嬉しかった。




クールナンバーも関西色ナンバーも(もちろんダンスも)コントもMCも何でもできるWESTに関西ジャニーズの底力を感じるライブだったけれど、何より驚いたのはまだまだ伸びしろを感じたことだ。デビュー3年目だから当たり前かもしれない。しかし、デビュー組の他Gで下積みが長かったりすると、良く言えばデビュー間もないグループとは決して思えない完成度の高いステージングだけれど、悪く言えばその下積みの素地が出来すぎてるゆえに、そこからの脱却をいつかしなきゃいけない時に高い壁となるだろうことである。WESTだって例外ではないはずなのだ。エイトが切り開いた関西ジャニーズのデビューへの道だけれど、それでもまだ関ジュからたった二組目のデビューしたグループなのだ。WESTの関ジュ時代を知らないけれど、東京ジュニアに負けないもしくはそれ以上の実力を身につけてもなかなかデビューできなかった関ジュの先輩達そして4人のデビューからの7人のデビューに変えた決意、そういった事を踏まえてもWESTのデビュー3年目のこのライブは、先輩達に負けぬ劣らずの完成度なのはさもありなんだ。

だけれど、WEST=コレ、といった型がないのだ。当初関西色を全面に押し出したのが=WESTかと思ったけれど、粉モンやホルモンやおおきにや関西カラーの楽曲を披露しても、総合的に関西のライブだとは思うことはなかった。というか関西を感じさせても印象づけるまでには行かないように、クールナンバーを散りばめてるんだろう。エイトの背中を見てなのか分からないが、意図して型を作らないようにしているのは間違いないだろう。そこに伸びしろを感じる。

まだまだWESTの快進撃は始まっていないかもしれない。虎視眈々と準備しているWESTから目を離すな!





関西ジャニーズJr. Xmas Show 2015

ジャニーズJr
関西ジャニーズJr.XmasShow2015に見に行ったよ!初めてづくし!今年最後の現場!そう言えばクリスマスだったね!

大阪松竹座はステージが近いよ〜とは聞いていたけど、本当に近かった。びっくり。しかも今回、前から6列目で、目がばっちり合う。びっくり。ドームコンサートで豆粒アイドルばかり見てきたからか、近くでキラキラを摂取しすぎて頭痛い。でもこの近さや閉塞感は中毒性ある。

関西ジャニーズJr.は、ジャニショで西畑くんに一目釘付けになって以来、初めてのリアル関西ジャニーズJr.でした。まいじゃには毎回見てるけど、全然関ジュの名前分からん。

1人で入ったんだけど(まぁ、だいたいいつも1人だけどな!)、周りが友達と盛り上がってずっと喋っててちょっと羨ましかった。その盛り上がりに1人で合わせられなくて、ペンラも大人しく振るし声もほとんど出せなかった。関ジュに詳しい人、一緒に参戦してください。大阪松竹座で1人は耐えられません。

内容は関ジュオリジナル曲(というのもよく分からないけど、ザックリ関ジュ曲ってことかな!)と先輩曲の披露に、コントとMC、という感じ。

なので初めてづくしだしということで、内容より関ジュにスポット当てて、駄文連ねます。よろしく、未来の自分。

西畑大吾くん
ジャニショの滝沢革命(違ったらすいません)のコーナーで、釘付けになったその人、西畑大吾くん。なんだけど、まいじゃにや少クラ見てると、強火二宮担って先入観もあってか、ウインクとお得意のわんこ顔以外印象に残らず、このままフェードアウトか!?と思っていた矢先だけに、その印象は随分と変わった。ウインクとわんこ顔以外にも多彩な表情をしてたの!あれだ、テレビでカメラに抜かれる時が決まってウインク顔だっただけなんだな!彼の中でのアイドル像ってウインクしてればいいでしょって固定概念あるのかな(ひどい)って見てたので、ちゃんと関ジュのトップ張ってる貫禄もあったし、ウインクの顔も可愛いだけじゃないいろんな表情を魅せていて、私がテレビで見ていたのは何だったんだ!俺は何を見ていたんだ!ってぐらいに、伸びしろ未知数の西畑大吾健在でした。朝ドラも出るし、要チェケラだよ自分。

アイドルのバラエティを最重要視してる身からしてみると、向井さんはバラエティをちゃんと回せるすごい人!ってまいじゃにで株価鰻登りだった人。まいじゃにの最後に歌披露があるんだけど、向井さん=バラエティ、という図式が崩されかける程に、えっ?普通にかっこいいアイドルじゃん!ってなってたけど、いやいや私はバラエティの素敵な向井さんが好きなんで!を貫いてたのに、今回のであっさり覆りました。向井さんはアイドルとして超絶イケメンでした。ようやく認めました。あまのじゃくでして、すいませんホント。ロックナンバーのCOOLな曲で踊ってる向井さんがかっこいいなぁと思ってたんだけど、MCで三宅健やらV620周年の話しだして、V6がJwebのフェィバリットアーティストにするぐらいV6が好きな向井さんに、どうして私は向井さんのダンスを好みとするのか分かった所存であります。担当にした事はないけど、私はジャニーズ1グループダンスを愛してるのがV6なので(殿堂入り)、向井さんのスタイルの良さが堪能できる指先まで神経の行き届いたダンスが好きなんですよぉねぇ、本当にかっこいい!後まいじゃにでも思ってたけど、あまりテレビ慣れしてないチビッコJr.の立ち位置やマイク調整を自然な流れで教えてあげたり直したりしてるの見て、優しい(ハート)って男性的にも素敵で、もちろん松竹座でも優しかった。いや奥さん、話の流れを継続したままJr.の立ち位置直すってなかなか難しいんでっせ!場の配置や空気、展開が同時進行で処理できる向井さん、素敵っす。かっこいいっす。おっす。

大西流星くん
大西くんすごいな、予測変換に出てくるんだね。向井さん出てこなかったよ…。ざっくりだけど、内外で可愛いを一手に引き受ける大西くんは、14歳にして関ジュエース。役割が分かっていて可愛いをアイドルとして魅せてくれる彼は、プロのアイドル職人なのです。スマートな仕事振りから、優秀すぎて、この賢さをジャニーズだけでとどめておいていいのか!?とKAT-TUNの担当でもあるのでトラウマのごとく思ってしまう。田口くん辞めるの止めよ!…失礼。でも大西くんはどの世界でも上に登っていく人ですね。どうやって生きてきたらその処世術が身につくのか、大西くんのお母様に聞いてみたいものです。生まれ持った感性なら、アイドルを生業とてほしい!…というのが彼らを苦しめるのかもしれないね。情緒不安定でごめんね。
大西くんの後輩も言ってたロボットダンスは、必見です。彼ほどしゃかりきにダンスする姿が似合う人は、松竹座にはいなかった。ヘブンリーサイコというエイトの曲(みんな好きすぎる名曲!)を西畑くんと大西くんで歌った時、「今は未来に向かう道の途中だ」という歌詞が、デビューをしていない二人の行く末がアイドルとして輝かしい未来であることを祈りたい気持ちになった。エイトが開拓してきた関西ジャニーズJr.としての茨の道を、どうやって今の関ジュは歩いていくのだろう。だけれど間違いなくこの歌詞を歌う二人には強く確かな歩みを見た気がして、頼もしく映った。期待している。

室龍太くん
もし今回のXmasShowで座長がいるのだとしたら、間違いなくるーたくんだった。正直かっこいい!とか素敵!って思ったことないけど(正直に言い過ぎ)、入りたてのチビッコJr.もエース達も全員まとまっていられるのは、誰もが大先輩るーたくんへのツッコミを許させる垣根のない朗らかで優しい人柄に他ならない。詳しくは知らないのだけれど、相方を失った向井さんが、甘えられるのは(ファンの前では、という意味での)るーたくん以外にはいないと切実に感じた。向井さんは、ある種とても繊細な人なんだろうなぁと感じているので、よくぞあの時折れずにステージに立ち続けていられたなと思う。隣にるーたくんがいて良かった。るーたくん、関ジュをよろしくお願いします。


今回のXmasShowは1回のみの参戦だったけど、名前の知らないあの子もあの子ももっと見ていたかったので、次回関ジュを生で拝める時はなるべく足を運ぼうと誓った。

予想外の事が一つだけあったので、それを締めとしようと思う。

どうやら私は赤名くんが気になり始めているようだ。

もちろん存在は知ってはいたけど、今回初めてステージの彼を見て目が離せなかった。ダンスが上手いとか、空手がすごいとか(武道男子はもれなく好き)、ドラムを叩きながらベースの子と目を合わせ楽しそうに笑ってるのとか、周りの席が向井さんや大西くんと目を合わせながら指差しやら手を振ってくれたりとかのファンサを間近で見ても自分もしてほしい!とか思わなかったのに(意外にシャイでして)、赤名くんが近くに来た時に思わず手を振ってる自分がいたりして…。

赤名くん。初めまして、をありがとう!


V6 LIVE TOUR2015 ~WOWOW~

V6
私はV6のファンではない。きっとこれからもファンになることはないかもしれない。
それでもジャニーズ1のグループダンスで20年走ってきた姿はあまりにかっこよかった。

ファンになったことはなくても、V6のグループダンスを数多いるジャニーズグループの中で一番に愛している。なぜなら、6人で歌いながら踊る姿は、グループとしてアイドルをやる意義そのものに違いないからだ。

1人でも違う意識だったら叶うことのないフォーメーションダンス。1人でも振りを間違えたら魅せられない曲。

自分たちの身体を駆使してでしか表現できないアイドルの姿とはつまりそういうことだ。

それこそジャニーズアイドルではないか。


最後の挨拶で岡田さんが「自分を見れていない時期があった」と吐露した。その時期に岡田さんが、5人の仲間が、V6のファンが、どんな気持ちで過ごしてきたのか、ファンではない私には想像すら許されないかもしれない。でも今、挨拶をする岡田さんとメンバーが、揺るぎなく立っている姿には、眩しすぎるのだ。メンバーが奇跡と言う光景をどうやって手に入れられたのだろう。デビュー当時と同じメンバーで10年を迎えられないグループのファンをやっている私には、その光景を6人とファンで共有している現実に感嘆の涙が溢れた。

ファンでなくても私はV6のダンスをジャニーズ1愛している。

20周年おめでとうございます!!!

ABC座(Z)のある仮説

A.B.C-Z

※ネタバレあるかもよ。

先日ABC座(Z)2015を見てきた。

一幕「サンズ・オブ・ザ・マッシュルーム」について少し書きたいことがある。

2015年に売れないアイドルグループ『プラネッツ』が、60年代の日本にタイムスリップし、元バンドマンの五郎さんと出会い切磋琢磨し合うのだが……というお話。

今回、一回のみの観劇だったこともあって、皆さんの感想レポや深読みレポを読ませてもらってるうちに1つ疑問が湧いてきた。それは「なぜバンド名は、プラネッツでなければならなかったのか」というもの。

早速ネットでカチャカチャすると、1つだけ思い当たる記事がヒットした。

それはまさに一幕の『プラネッツ』と同じ名前のバンド「プラネッツ」の記事だった。

60年代の日本で、米屋の息子がボーカルをつとめ、ローリングストーンズを筆頭にイギリスロックに傾倒していたこと。地元では圧倒的人気をほこっていたが、活動期間はわずか2年だったこと。ヒットした記事にはそのように記されていた。

ショーでは、元バンドマンの五郎さんが酒屋の息子で、バンド内の喧嘩の後にメンバーの一人が亡くなり、バンドは解散した。という内容だった。

当時、ビートルズやイギリスロックを模倣するバンドは日本に腐るほどあっただろう。プラネッツという名前のバンドもたくさんあったかもしれない。

感想レポには、どうして五郎さんの役を演出の錦織さんがやらないんだろうか?という声もあった。

今回五郎さんの役をされたのは、錦織さんの先輩である曾我泰弘(ヤッチン)さんである。そして原案も。

曾我さんが当時実在したプラネッツというバンドを知っていた、いや詳細な設定からもしかしたら面識があったのかもしれない。

なのだとしたらプラネッツを知っていた原案の曾我さんでなければ、五郎さんという役は演じれなかったのではないか。

これは五郎さんのバンドの思い出を昇華する話かもしれない、という声もあったりしたが、まさにそれなのかもしれない。五郎さんのバンド=当時実在したプラネッツというバンド。何十年と経ってなお曾我さんの中で生き続けていたバンドの物語。

真実はどこにもない。もし真実があるのだとしたら、某映画制作会社をもじったオープニング映像からも分かるように、フィクションとしての物語こそが真実だ。



これは全くの余談だが、伊坂幸太郎さんの小説の中で「フィシュストーリー」という話がある。1975年に売れないパンクバンドである逆鱗が、現在の地球滅亡までタイムリミットが迫った地球を救うという話だ。セックスピストルズと同じくらいのパンクバンドだったかもしれない逆鱗が、当時の日本では早すぎたパンクゆえに時代がまだ追いついていなかったため、幻の名曲「FISH STORY」を残し解散したのだ。

戸塚さんは伊坂幸太郎さんのファンとして公言している。映画化もされたこのフィシュストーリーを知らない訳がない。

先ほど書いた活動期間2年のプラネッツと、戸塚さんが好きな伊坂幸太郎さんのお話のフィシュストーリーに出てくる逆鱗がダブって見えたのは言うまでもないし、因果を感じている。

今までのこれからのABC座(Z)は、何かに突き動かされているのかもしれない。